イタリアンレストランの入口に設置された求人広告看板:街中の求人広告分析|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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イタリアンレストランの入口に設置された求人広告看板

公開日:2023年12月1日
イタリアンレストランの入口に設置された求人広告看板

このブログは、求人サイトで20年以上にわたり求人企業様向けサービスを経験を積んだ担当者が、街中にある求人広告を分析いたします。

求人広告づくりにお役立ていただけたらと思います。

今回は、イタリアレストランの店舗の前に置かれていた求人広告について考察してみたいと思います。

対象者

イタリアンやワインが好きな人

募集主の狙い

このイタリアレストランは小さな商店街の中ではありますが、明治時代からある庄屋を改装した雰囲気のいい感じのお店でした。

まず最初に「募集の背景」として、「現在のトスタッフの退職、卒業により」という文言が目に入ります。

これにより受ける印象は慢性的な人手不足や入れ替わりが激しいわけではなく、定着率が高いという印象を受けます。

また、店舗展開も考慮しているというところから発展性をイメージさせます。

雇用主としての配慮

立て看板にしているということは、開店時に設置し閉店時には店舗の中に入れるということだと思います。

入口の壁などに貼りっぱなしにされている求人広告よりも「採用」に大切ななにかをもって臨んでいるように感じます。

また、「盛り付けなどからスタート」などの記載は、「未経験でも始められます」という配慮が感じられます。

改善ポイント

このお店は大阪府なのですが、提示額が最低賃金となっていました。

お金ではない何かが得られるから定着率が高いのかもしれませんが、報酬としての魅力は薄いと受け取られる可能性があります。

また「研修期間あり」とだけ追記されていますが、期間やその間の給与などに触れられていません。

「どんどん時給アップします」が曖昧な表現になっており、雇用者と労働者の間で齟齬が発生する可能性があると感じました。

まとめ

「ひとを大切にする」という印象がある中で、最低賃金であることや、あいまいな表現が否定的に捉えられる可能性があります。

無料求人サイトなどを活用して詳細な情報を作成し、QRコードなどで誘導すると不安を和らげるのではないでしょうか。

著者
上田康之求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトで20年以上にわたり求人企業様向けサービスを経験をしてきました。

その経験から、どうすれば応募が集まるかに関するノウハウを蓄積してます。

同時に求職者のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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