オープン前のドラッグストアに貼られていた求人広告

このブログは、求人サイトで20年以上にわたり求人企業様向けサービスを経験を積んだ担当者が、街中にある求人広告を分析いたします。
求人広告づくりにお役立ていただけたらと思います。
今回は、オープン前のドラッグストアに貼られていた求人広告について考察してみたいと思います。
対象者
このドラッグストアの前を通る人
募集主の狙い
このドラッグストアは、東証プライムに上場している大手企業が運営しています。
オープン前に人材を確保したいという狙いのようです。
この求人広告を見る人の意識
この求人広告を見て応募を検討するのは、以下の状態にある人が考えられます。
- 薬剤師を保有しているが、結婚やその他の理由で就業していない状態で「そろそろ社会復帰したい」と考えている人
- 現在、薬剤師としてパート・アルバイト勤務をしているが何らかの理由で不満を抱いている人
以上のような方々が検討するにあたって、給与はいくらなのか、週に何日勤務する必要があるのか・・といった条件面は電話で聞く必要があります。
求人の詳細や、この会社の「働き方への考え方」などを見ることができるページへのQRコードなどの配慮をしてほしいと思いました。
もしかすると、あえて求人詳細へ誘導しない方法を採用したのかもしれません。
改善ポイント
先ほど述べたように、求人の詳細を知るための手段を提供してほしいところです。
「このドラッグストアの名称 + パート募集」で検索すると、この店舗の募集情報がHITしました。
そのページには、「ブランクがある方も歓迎」「子供の学校行事と両立させたい主婦(夫)の方」「外国籍の方も、日本語でのコミュニケーションが出来れば応募可能」といった魅力的な情報が記載されています。
このページに誘導すれば早期採用が期待できると思います。
まとめ
この記事を書いている時点では、まだ店舗に求人広告が貼られています。
また、複数の大手求人サイトで募集をされているので、まだ人材が確保できていないようです。
店舗前を通る人がもっともターゲットとして近い人々なので、求人の詳細を見ることができる誘導を期待したいところです。