「学歴は関係ない」と謳う求人広告があるが、実際には関係あるのでは?:キャリアガイド:採用を勝ち取るためのアドバイス集【社労士監修】|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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「学歴は関係ない」と謳う求人広告があるが、実際には関係あるのでは?

公開日:2024年9月12日
「学歴は関係ない」と謳う求人広告があるが、実際には関係あるのでは?

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。

「学歴は関係ない、みんなが対等」というPRをしている求人広告を見かけることがあります。

しかし、学歴があれば仕事のあらゆる場面で有利になったりチャンスが広がる可能性が高いと思います。

そのようなことを踏まえると「学歴は関係ない」ではなく「学歴があるほうが有利」ということではないでしょうか。

以下が回答した内容になります。

学歴が有利になるケースとは

一般的に学歴が高いほうが就職に有利と言われている理由を考察してみます。

論理的思考やデータ分析能力が求められるマーケティング戦略の策定や、複雑なプロジェクトの管理といった業務では、高学歴者がより迅速に成果を上げることが期待できます。

「その能力が売上UPにつながる」という期待が有利に働くのではないでしょうか。

学歴が関係がないケースとは

さきほど「その能力が売上UPにつながるという期待」と述べました。

つまり、企業は売上UPにつながる人を採用したいわけです。

売上は「お客様の満足」が反映されたものであり、そのためにはお客様のニーズや願望を理解し、それに応える力が必要です。

例えば販売や接客業のようにお客様と直接関わる仕事では、学歴に関係なく「お客様の立場に立って考える力」が重視されます。

逆に、高学歴で論理的思考が高くてもお客様の気持ちの理解度が低かった場合、お客様の笑顔につながることは期待できません。

結論

学歴があるほうが有利に働く場面もありますが、そうでなくても会社の売上UPに貢献し、有利な立場を獲得することができるケースがあることがおわかりになると思います。

ご参考にしてください。

著者
児島章浩求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトにおける求職者からの問い合わせや相談に対して、約20年にわたって対応してきました。

その経験から、求職者のニーズを理解し、的確なアドバイスを提供することができます。

同時に企業のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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