やりたい仕事が見つかるも、今より待遇が下がり会社規模も小さい。転職してもよいか。

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。
一部上場企業で事務仕事をしています。
日々、マニュアル通りにルーチンワークをこなす仕事なので、やりがいが見いだせません。
給料はそこそこあり、ボーナスもある環境ですが、マンネリな仕事に飽きてきたので転職を検討しています。
先日、自分のやってみたい仕事を見つけました。
しかし、待遇は若干下がりますし、従業員30名程度の中小企業です。
いまの会社よりも安定性に不安を覚えますが、こんなにやってみたいと思えることは今までなかったし、スキルアップのためにも小さな会社でやってみたいという思いもあります。
いまの待遇を捨てて転職すべきでしょうか。
以下が回答した内容になります
本当に退屈な仕事なのか改めて分析してみよう
毎日同じことの繰り返しでやりがいを見いだせない状況は、心身ともに疲れを引き起こします。
身近な人から「それは贅沢だ」と言われるかもしれませんが、退屈な状況に留まることは自らの成長や幸福にとってプラスにはなりません。
しかし、1点確認しておくべきことがあります。
それは、「あなたの仕事は、誰の役に立っているのか」という分析です。
もしかすると、あなたの会社が社会に貢献するにあたって必要不可欠な仕事なのかもしれません。
あなたの仕事がどんな貢献につながっているのか・・を分析すれば「とても大切な仕事をしている」という気持ちが芽生えるかもしれません。
いちど、そういった分析をすることをお勧めします。
転職を決断するにあたって
そういった分析をしても、やる気につながらない場合は、転職を検討しましょう。
「会社へ貢献」を意識することなく淡々と働いているのは会社も望まないはずです。
むしろ会社に対して失礼な行動にあたります。
よって転職を検討することは素晴らしいことです。
また、やりたい仕事に出会ったことも幸運です。
やる気が出る仕事に取り組む意味
その会社への貢献を意識し仕事をすれば、成果につながり、待遇のUPも期待できます。
大切なのは、仮にその転職が失敗しても自分の選択に責任を持つことです。
「こんなはずじゃなかった」と思ったとしても他責にせずに自分の選択への責任を持つことが器を大きくし、より成長につながるはずです。
以上を参考に、ご自身にとって最適な選択をしてください。