やりたい仕事が見つかるも、今より待遇が下がり会社規模も小さい。転職してもよいか。:キャリアガイド:採用を勝ち取るためのアドバイス集【社労士監修】|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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やりたい仕事が見つかるも、今より待遇が下がり会社規模も小さい。転職してもよいか。

公開日:2024年3月28日
やりたい仕事が見つかるも、今より待遇が下がり会社規模も小さい。転職してもよいか。

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。

一部上場企業で事務仕事をしています。

日々、マニュアル通りにルーチンワークをこなす仕事なので、やりがいが見いだせません。

給料はそこそこあり、ボーナスもある環境ですが、マンネリな仕事に飽きてきたので転職を検討しています。

先日、自分のやってみたい仕事を見つけました。

しかし、待遇は若干下がりますし、従業員30名程度の中小企業です。

いまの会社よりも安定性に不安を覚えますが、こんなにやってみたいと思えることは今までなかったし、スキルアップのためにも小さな会社でやってみたいという思いもあります。

いまの待遇を捨てて転職すべきでしょうか。

以下が回答した内容になります

本当に退屈な仕事なのか改めて分析してみよう

毎日同じことの繰り返しでやりがいを見いだせない状況は、心身ともに疲れを引き起こします。

身近な人から「それは贅沢だ」と言われるかもしれませんが、退屈な状況に留まることは自らの成長や幸福にとってプラスにはなりません。

しかし、1点確認しておくべきことがあります。

それは、「あなたの仕事は、誰の役に立っているのか」という分析です。

もしかすると、あなたの会社が社会に貢献するにあたって必要不可欠な仕事なのかもしれません。

あなたの仕事がどんな貢献につながっているのか・・を分析すれば「とても大切な仕事をしている」という気持ちが芽生えるかもしれません。

いちど、そういった分析をすることをお勧めします。

転職を決断するにあたって

そういった分析をしても、やる気につながらない場合は、転職を検討しましょう。

「会社へ貢献」を意識することなく淡々と働いているのは会社も望まないはずです。

むしろ会社に対して失礼な行動にあたります。

よって転職を検討することは素晴らしいことです。

また、やりたい仕事に出会ったことも幸運です。

やる気が出る仕事に取り組む意味

その会社への貢献を意識し仕事をすれば、成果につながり、待遇のUPも期待できます。

大切なのは、仮にその転職が失敗しても自分の選択に責任を持つことです。

「こんなはずじゃなかった」と思ったとしても他責にせずに自分の選択への責任を持つことが器を大きくし、より成長につながるはずです。

以上を参考に、ご自身にとって最適な選択をしてください。

著者
児島章浩求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトにおける求職者からの問い合わせや相談に対して、約20年にわたって対応してきました。

その経験から、求職者のニーズを理解し、的確なアドバイスを提供することができます。

同時に企業のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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