エンジニアへの転職。「未経験OKに応募」「スクール卒業後に応募」のどちらが良い?

先日、当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。
エンジニアに転職したいのですが、未経験です。
- 未経験OKの会社に応募する
- スクールを卒業してから応募する
どちらがいいでしょうか?
どのような考えで対応すべきかを考察します。
採用側の気持ちになって考えよう
どちらがよいかの結論を出すにあたり、採用側の気持ちになって考えてみましょう。
企業が人材採用する基準は、「給与と同等、それ以上のパフォーマンスを発揮するかどうか」です。
未経験の人材を採用する場合、教育期間中は給与と同等のお金を回収できないので赤字です。
しかし、一定の知識が備われば赤字を回収し、利益を生んでくれることを期待するわけです。
ということは、「この人は、いまはエンジニアとしての知識やスキルはないが、将来的に給与と同等、それ以上のパフォーマンスを発揮してくれそう」と感じる人を採用することになります。
では、どういう点で「将来的に給与と同等、それ以上のパフォーマンスを発揮してくれそう」と判断するのでしょうか。
それはエンジニアに必要な要素を兼ね備えてるかどうかです。
エンジニアに必要な要素とは、「論理的思考がある」「数学の知識がある」などが考えられます。
それらの要素を、過去の経験に基づいて説明することが必要になります。
次に、「スクールを卒業してから応募する」について考察します。
仮にスクールを出たとしても、その企業が求めるスキルや知識を持ち合わせていないと採用が期待できません。
以上を踏まえると、「未経験OKの会社に応募する」か「スクールを卒業してから応募する」はどちらでもよく、それぞれのポイントを踏まえ、好みの方法を取ることを検討してください。