仕事が決まらない理由と打開策

何度応募しても仕事が決まらない理由
企業は、何らかの理由を背景に求人募集をかけます。
- 事業を発展させたいから
- 欠員が出たから
- 業務量が増えたから増員したい
募集をかけるにあたり、「この業務を、これぐらいしてほしい」「給与はいくら」というような、採用者に求める「働き」と給与という「コスト」を設定します。
そして、応募者があらわれた際、「このひとは、求める働きをしてくれるのだろうか?」「支払うコストと同等、それ以上に働いてくれるだろうか?」を見極めます。
「期待できそう」と思えば採用し、「ムリそうだ」と思えば「残念ながら」という結論を出します。
以上を踏まえると、何度応募しても仕事が決まらない理由は、「御社が求める働きができます」「給与と同等、それ以上に働けます」という証明ができていないことが原因であることがわかります。
証明できない理由
証明できていない理由は2つ考えられます。
- スキルや経験不足により、その企業が求める働きを提供できない
- その企業が求める働きが提供できるのに、説明が足りない
仕事が決まるための打開策
スキルや経験不足により仕事が決まらない場合
過去の経験を踏まえて、「自分ができることは何か」をリストアップしてみてください。
それは仕事でなくても、他人を笑顔にしたことでもOK。
必ずしも得意なことでなくても、「誰かの役に立った」経験をリストアップした上で、「できそうな仕事」を決めてみましょう。
その上で、仕事探しをすれば、「御社が求める働きができます」「給与と同等、それ以上に働けます」という証明ができます。
説明不足により仕事が決まらない場合
NGな履歴書の特徴として、「やる気だけは負けません」や「責任感はあります」といった「気持ち」だけの自己PRが挙げられます。
NGな理由は、どういった背景でやる気があるのか?という説明や、具体的に「なるほど。責任感がありますね」というエピソードが添えられていないと、信用できないからです。
つまり、過去の経験を洗い出し、事実や数字などで相手に納得させる資料(履歴書、および職務経歴書)を作ることを意識してください。
年齢が原因で仕事が決まらないのは本当か
「年齢を理由に採否を決定する行為は法の規定に反する」とされている一方で、年齢を理由に断る企業もあるようです。
しかし、丁寧な接客経験が買われて採用されるケースも多くあります。
ポイントはすでに挙げたように「御社が求める働きができます」「給与と同等、それ以上に働けます」という証明をすることです。
以上、参考にしていただけたらと思います。