仕事が決まらない理由と打開策:キャリアガイド:採用を勝ち取るためのアドバイス集【社労士監修】|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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仕事が決まらない理由と打開策

公開日:2023年8月10日
仕事が決まらない理由と打開策

何度応募しても仕事が決まらない理由

企業は、何らかの理由を背景に求人募集をかけます。

  • 事業を発展させたいから
  • 欠員が出たから
  • 業務量が増えたから増員したい

募集をかけるにあたり、「この業務を、これぐらいしてほしい」「給与はいくら」というような、採用者に求める「働き」と給与という「コスト」を設定します。

そして、応募者があらわれた際、「このひとは、求める働きをしてくれるのだろうか?」「支払うコストと同等、それ以上に働いてくれるだろうか?」を見極めます。

「期待できそう」と思えば採用し、「ムリそうだ」と思えば「残念ながら」という結論を出します。

以上を踏まえると、何度応募しても仕事が決まらない理由は、「御社が求める働きができます」「給与と同等、それ以上に働けます」という証明ができていないことが原因であることがわかります。

証明できない理由

証明できていない理由は2つ考えられます。

  1. スキルや経験不足により、その企業が求める働きを提供できない
  2. その企業が求める働きが提供できるのに、説明が足りない

仕事が決まるための打開策

スキルや経験不足により仕事が決まらない場合

過去の経験を踏まえて、「自分ができることは何か」をリストアップしてみてください。

それは仕事でなくても、他人を笑顔にしたことでもOK。

必ずしも得意なことでなくても、「誰かの役に立った」経験をリストアップした上で、「できそうな仕事」を決めてみましょう。

その上で、仕事探しをすれば、「御社が求める働きができます」「給与と同等、それ以上に働けます」という証明ができます。

説明不足により仕事が決まらない場合

NGな履歴書の特徴として、「やる気だけは負けません」や「責任感はあります」といった「気持ち」だけの自己PRが挙げられます。

NGな理由は、どういった背景でやる気があるのか?という説明や、具体的に「なるほど。責任感がありますね」というエピソードが添えられていないと、信用できないからです。

つまり、過去の経験を洗い出し、事実や数字などで相手に納得させる資料(履歴書、および職務経歴書)を作ることを意識してください。

年齢が原因で仕事が決まらないのは本当か

「年齢を理由に採否を決定する行為は法の規定に反する」とされている一方で、年齢を理由に断る企業もあるようです。

しかし、丁寧な接客経験が買われて採用されるケースも多くあります。

ポイントはすでに挙げたように「御社が求める働きができます」「給与と同等、それ以上に働けます」という証明をすることです。

以上、参考にしていただけたらと思います。

著者
児島章浩求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトにおける求職者からの問い合わせや相談に対して、約20年にわたって対応してきました。

その経験から、求職者のニーズを理解し、的確なアドバイスを提供することができます。

同時に企業のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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