営業としての能力に限界を感じている。他に没頭できる仕事に就きたい。:キャリアガイド:採用を勝ち取るためのアドバイス集【社労士監修】|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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営業としての能力に限界を感じている。他に没頭できる仕事に就きたい。

公開日:2024年2月15日
営業としての能力に限界を感じている。他に没頭できる仕事に就きたい。

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。

現在6歳で、OA機器販売の営業をしております。

入社7年目で営業係長をしておりますが、自分に自信が持てません。

営業スタイルとして、値下げなどの金額的魅力でしか売れず、商品力で勝負することができません。

そのスタイルを変えるように上司から指示されますが対応できずにします。

その影響で部下も同じようなスタイルで営業してしまう始末です。

「逃げ」であることは理解していますが、チラシ作成や細かいパソコンでの書類整理や資料作りは好きで時間を忘れて没頭できます。

営業以外の自分に合った仕事を見つけた方が毎日を自分が楽しく過ごせる気がします。

どうするべきかご意見をお願いします。

本当に営業が合わないのか?

まず、「本当に営業があなたに合わないのか」を分析すべきです。

なぜなら、営業という職種ではなく、社風とのミスマッチも考えられるからです。

例えば、会社が数字や成果を重視するタイプの場合、値下げなどの短期的な成果に固執してしまう傾向が生まれやすい環境と言えるかもしれません。

チラシ作成や書類整理の相性も分析が必要

確かに、チラシ作成や書類整理などの作業に没頭できることは、あなたの強みと言えるかもしれません。

しかし、それが会社に貢献するパフォーマンスに繋がるかどうかは、別の問題です。

没頭している作業が、会社の目標達成に貢献していない可能性も考えられます。

まずは、自分が行っている作業が会社にとってどのような価値を持っているのかを明確にする必要があります。

給与に見合ったパフォーマンスを発揮できているか?

仕事を楽しむことは大切ですが、忘れてはいけないのは、仕事の本質は「給与と同等、それ以上のパフォーマンスを発揮すること」です。

没頭できる作業であっても、それが会社の利益に繋がらなければ、評価は低くなります。

相手の感謝を意識した仕事をしているか?

報酬は、顧客の感謝の気持ちに比例します。

値下げなどの金額的な魅力に頼る営業も感謝につながるスタイルではありますが、顧客のニーズに真摯に向き合い、最適な提案をすることで、顧客の感謝と信頼を得ることができます。

それは書類整理や資料作成にも同じことが言えます。

転職を検討する前に以上の点を踏まえ、まずは以下の2点を分析することをおすすめします。

  1. 今の会社や上司との相性が、自分の能力や個性と合っているかどうか
  2. 自分が行っている作業が会社にとってどのような価値を持っているのか

この分析によって、本当に営業が自分に合わないのか、あるいは会社や上司との相性が問題なのかを明確にすることができます。

その上で、転職も含めて今後のキャリアプランを検討することをおすすめします。

著者
児島章浩求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトにおける求職者からの問い合わせや相談に対して、約20年にわたって対応してきました。

その経験から、求職者のニーズを理解し、的確なアドバイスを提供することができます。

同時に企業のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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