外資に転職したい。TOEIC800点あるが不安を覚えている。

先日、弊サイトに寄せられた求職者からの質問がありました。
TOEIC800点はあるため、英語を使用する外資企業への転職活動を進めていますが、面接の印象では英語力が不足しているように感じます。
現時点では、英語を軸とした転職活動を続けるべきか悩んでいます。
また、海外在住経験がないことがネックになるのでしょうか?
この状況において、外資への転職が現実的かどうかを考察してみましょう。
相手が求めるのは何か
求人広告には、仕事の内容や要件が明記されています。
そこから、どれほどの英語力が必要かを的確に分析することが重要です。
会社の公式ホームページを閲覧することも一つの手段であり、そこから必要な英語力に関する情報を抽出することができます。
また、SNSが活用されていれば、仕事の日常や雰囲気を知り、分析に役立つでしょう。
これにより、自身の英語力が十分かどうかを冷静に判断できます。
もし、求人情報に「海外在住経験が必要」とあれば、その必要性を理解することが肝要です。
場合によっては、経験がないとしても十分な基準を満たせる場合があります。その際は、応募を検討してみましょう。
企業と労働者のギブアンドテイクの関係
今回の質問には、「自分がしたいこと」が強調されており、「相手は何を得られれば満足するのか」という視点が見当たりません。
企業と労働者の関係はギブアンドテイクで成り立っています。
転職活動においては、相手が求めるものを明確に把握し、それを提供できると確信した上で応募することが肝心です。
以上を参考に、自身の強みを最大限にアピールし、相手の期待に応える転職活動を心掛けましょう。