転職活動を円滑に進めるために資格を取得するのは間違いでしょうか?

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。
転職活動がうまくいかないので、資格取得を検討しています。
友人からは、資格取得の必要性を十分検討するべきとアドバイスされました。
資格取らずに転職活動を続けた方がいいですか?
以下が回答した内容になります。
不満を抱く給与について
資格を取れば採用されやすいという根拠をお持ちでしょうか?
資格取得の過程で得られるのは、知識や思考力です。
大事なのは、「その知識を思考力をどのように使って仕事の効率性や生産性向上に役立てるか」という姿勢です。
その考えなしに資格を取得しても、あなたの市場価値が高まるとは限りません。
資格取得の前に検討すべきこと
あなたが採用されない理由は「求人企業が求めていることに対して、あなたはそれに応じた価値を提供できる」と判断されなかったからと考えるべきでしょう。
そうなった理由として、「本当は価値を提供できるのに、うまく説明できなかった」か「価値を提供できる要素がない」のどちらかになります。
前者ならPRの仕方を改めてるべきでしょう
求人企業が求めることを可能な限り正確に把握し、過去の経験から数字と事実を用いて「どう貢献できるのか」を説明する工夫をしてください。
なお、求人企業によって求めることが異なりますので、応募の度にPRの内容が変わることになります。
後者の場合、どうすれば価値が提供できるのかを検討しましょう。
経験を積めばいいのか、しかるべき資格をとるべきなのか、こちらも相手が求める働きによって異なります。
以上のように、「相手が求めること」によってすべての判断をすることをお勧めします。