転職活動を円滑に進めるために資格を取得するのは間違いでしょうか?:キャリアガイド:採用を勝ち取るためのアドバイス集【社労士監修】|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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転職活動を円滑に進めるために資格を取得するのは間違いでしょうか?

公開日:2024年4月30日
転職活動を円滑に進めるために資格を取得するのは間違いでしょうか?

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。

転職活動がうまくいかないので、資格取得を検討しています。

友人からは、資格取得の必要性を十分検討するべきとアドバイスされました。

資格取らずに転職活動を続けた方がいいですか?

以下が回答した内容になります。

不満を抱く給与について

資格を取れば採用されやすいという根拠をお持ちでしょうか?

資格取得の過程で得られるのは、知識や思考力です。

大事なのは、「その知識を思考力をどのように使って仕事の効率性や生産性向上に役立てるか」という姿勢です。

その考えなしに資格を取得しても、あなたの市場価値が高まるとは限りません。

資格取得の前に検討すべきこと

あなたが採用されない理由は「求人企業が求めていることに対して、あなたはそれに応じた価値を提供できる」と判断されなかったからと考えるべきでしょう。

そうなった理由として、「本当は価値を提供できるのに、うまく説明できなかった」か「価値を提供できる要素がない」のどちらかになります。

前者ならPRの仕方を改めてるべきでしょう

求人企業が求めることを可能な限り正確に把握し、過去の経験から数字と事実を用いて「どう貢献できるのか」を説明する工夫をしてください。

なお、求人企業によって求めることが異なりますので、応募の度にPRの内容が変わることになります。

後者の場合、どうすれば価値が提供できるのかを検討しましょう。

経験を積めばいいのか、しかるべき資格をとるべきなのか、こちらも相手が求める働きによって異なります。

以上のように、「相手が求めること」によってすべての判断をすることをお勧めします。

著者
児島章浩求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトにおける求職者からの問い合わせや相談に対して、約20年にわたって対応してきました。

その経験から、求職者のニーズを理解し、的確なアドバイスを提供することができます。

同時に企業のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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