20代のパチンコ店員が警察官を目指すにあたり「前職がパチンコ店」は不利になるか
公開日:2024年1月16日

先日、当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。
私は20代なかばで、現在はパチンコ店で働いています。
警察官になりたいという夢があり、これから目指そうと考えております。
「前職がパチンコ店という経歴」と「20代なかばという年齢」は不利になるでしょうか?
どのような考えで選択すべきかを考察します。
「前職がパチンコ店という経歴」は不利になるとは限らない
警察法の第二条には以下のような文言があります。
警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。
では、その責務を果たすには、どのような要素が必要なのでしょうか。
- 正義感
- 誠実さ
- 正直
- 精神的な強さ
などが考えられます。その他の要素もあるかもしれません。Google検索などで調べてみましょう。
一番大切なのは「なぜ警察官になりたいのか」という気持ち
仮に警察官になりたい理由が「公務員という安定性があるから」であっても問題はありません。
しかし、それでは不足しています。
警察官になって、警察法の第二条の実現にどう貢献したいのかという気持ちが重要です。
そして、「なぜそういう気持ちが芽生えたか」のストーリーを振り返り、まとめれば、評価されるでしょう。
前職を気にするのではなく、「警察官になるための要素」をしっかり踏まえて採用試験に臨みましょう。