26歳、個別指導塾の教室長。高校教員に転職したいが年齢的に難しい?
公開日:2024年1月19日

先日、当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。
私はある個別指導塾で教室長をしている26歳です。
数学が好き塾業界に入りました。
教科指導、進路指導に専念したいのですが、経営的視点を求められるようになりました。
そこで高校数学教諭を目指そうと思うのですが、年齢的に遅いでしょうか?
教員免許は中高数学を持っています。
どのような考えで対応すべきかを考察します。
26歳は遅くない
全国的に教員不足が続いていることから教員採用試験の年齢制限は年々緩和される傾向にあるようです。
年齢を制限している県市のほとんどは30代以上で、26歳でのチャレンジは遅くないと言えます。
高校教員は教科指導、進路指導に専念できるのか?
さきほど挙げた「全国的に教員不足」は、過重労働が原因の一つとされています。
高校教員の1ヶ月の平均残業時間は64時間52分、「持ち帰り」を含めると81時間という調査があります。
残業の中には「部活動」が含まれることもあり、教科指導、進路指導に専念できるのか、十分な調査が必要かと思われます。
予備校の講師なども視野に入れては
予備校の講師であれば、やりたいことに専念できるかもしれません。
「せっかく環境を変えたのに、前職ど同様に予期せぬ業務が発生した」ということにならないよう、しっかりと調査をすることをお勧めします。