仕事の目的は「食べるため」か「やりがいのため」のどちらが正解か:キャリアガイド:採用を勝ち取るためのアドバイス集【社労士監修】|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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仕事の目的は「食べるため」か「やりがいのため」のどちらが正解か

公開日:2024年5月10日
仕事の目的は「食べるため」か「やりがいのため」のどちらが正解か

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。

同僚や友人たちに「仕事とは」と質問すると、答えが大きく2つに分かれます。

★1つ目の回答
仕事の目的は食べるため。
やりがいは、あるに越したことはないが優先順位としては二の次である。
「やりたいこと」よりも「できること」を追求すべきである

★2つ目の回答
いまの時代、やりがいを追求すべき。
やりがいのある仕事をすれば、人生楽しくなる。
一度の人生。時間を掛けてでもやりたい仕事をとことん探せ。

どちらが正解なのでしょうか?

以下が回答した内容になります。

「どちらが正解」とは言えない

どちらが正解かは、その人の状況や社会環境によって異なるでしょう。

その上で、あなた自身が「どちらを選択するか」を検討する際、踏まえるべきことがあります。

それは「なぜあなたは給与を得られるのか」という点です。

あなたが給与を得られるのは、「会社が求める価値を提供する」からです。

その際、「得意なこと」」「好きなこと」「やりがいがあること」によって相手の求める価値が提供できるのが理想だと思います。

しかし、あなたが必要とする給与に相当する価値を提供するにあたって、そういう仕事に出会えない場合は「できること」を選択せざるをえないこともあるでしょう。

そして「やっぱり、やりがいのある仕事に就きたい」と思えば、相手の求める価値に見合うスキルや経験を身につければ実現しますし、「そこまでしてやりがいを求めたくない」のであれば現状維持という選択になるでしょう。

そこに、良い悪いはありません。

ご自身が心地よいと思う選択をすればよいということになります。

以上を踏まえると「どちらを選ぶべきだ」という正解がないことがおわかりになるかと思います。

一番悲しいのは、自分の選択に責任を持つのではなく「こんなはずじゃなかった」と言い続けることではないでしょうか。

自分の納得いく仕事スタイルを見つけてください。

著者
児島章浩求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトにおける求職者からの問い合わせや相談に対して、約20年にわたって対応してきました。

その経験から、求職者のニーズを理解し、的確なアドバイスを提供することができます。

同時に企業のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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