仕事の目的は「食べるため」か「やりがいのため」のどちらが正解か

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。
同僚や友人たちに「仕事とは」と質問すると、答えが大きく2つに分かれます。
★1つ目の回答
仕事の目的は食べるため。
やりがいは、あるに越したことはないが優先順位としては二の次である。
「やりたいこと」よりも「できること」を追求すべきである
★2つ目の回答
いまの時代、やりがいを追求すべき。
やりがいのある仕事をすれば、人生楽しくなる。
一度の人生。時間を掛けてでもやりたい仕事をとことん探せ。
どちらが正解なのでしょうか?
以下が回答した内容になります。
「どちらが正解」とは言えない
どちらが正解かは、その人の状況や社会環境によって異なるでしょう。
その上で、あなた自身が「どちらを選択するか」を検討する際、踏まえるべきことがあります。
それは「なぜあなたは給与を得られるのか」という点です。
あなたが給与を得られるのは、「会社が求める価値を提供する」からです。
その際、「得意なこと」」「好きなこと」「やりがいがあること」によって相手の求める価値が提供できるのが理想だと思います。
しかし、あなたが必要とする給与に相当する価値を提供するにあたって、そういう仕事に出会えない場合は「できること」を選択せざるをえないこともあるでしょう。
そして「やっぱり、やりがいのある仕事に就きたい」と思えば、相手の求める価値に見合うスキルや経験を身につければ実現しますし、「そこまでしてやりがいを求めたくない」のであれば現状維持という選択になるでしょう。
そこに、良い悪いはありません。
ご自身が心地よいと思う選択をすればよいということになります。
以上を踏まえると「どちらを選ぶべきだ」という正解がないことがおわかりになるかと思います。
一番悲しいのは、自分の選択に責任を持つのではなく「こんなはずじゃなかった」と言い続けることではないでしょうか。
自分の納得いく仕事スタイルを見つけてください。