転職が決まるも、相手が希望する入社日と現在勤務先の希望日とのズレ:キャリアガイド:採用を勝ち取るためのアドバイス集【社労士監修】|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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転職が決まるも、相手が希望する入社日と現在勤務先の希望日とのズレ

公開日:2023年12月20日
転職が決まるも、相手が希望する入社日と現在勤務先の希望日とのズレ

先日、当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。

介護の仕事をしています。

転職が決まり、転職先から1ヶ月後から勤務を開始してほしいと言われました。

しかし、現在の上司からは退職するのは2ヶ月先にしてほしいと考えています。

どちらを優先するのか悩んでいます。

どちらの希望を優先すべきかを考察します。

あなたにとってベストな入社日はいつでしょうか?

現在の勤務先の要望は「退職するのは2ヶ月先にしてほしい」とのことですが、2週間前に申し出ることで退職できることが法律(民法627条1項)で定められています。

もし就業規則に「退職するには2ヶ月前までに申し出ること」と記載があっても法律が優先されます。

つまり、転職先の要望を優先することができるので、あなたにとってベストな入社日に退職すればいいということになります。

転職先に「入社日は2ヶ月先としたい」と伝えるのも選択肢

現在の仕事を引き継ぐにあたって、どう考えても2ヶ月は必要と考えた上で、「きっちりと引き継ぎをしてから退社したい」とお思いになれらることもあると思います。

それは、あなたの優しさです。

ですから、転職先には事情を話した上で「入社日を2ヶ月先にしてほしい」と申し出るのも選択肢です。

そういう判断をしたあなたに対して「誠実な人だ」という印象を与えることも考えられます。

つまり、入社日についてはあなたにとってベストな日を選択することが良いと思われます。

参考にしてください。

著者
児島章浩求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトにおける求職者からの問い合わせや相談に対して、約20年にわたって対応してきました。

その経験から、求職者のニーズを理解し、的確なアドバイスを提供することができます。

同時に企業のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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