「中退」は履歴書にどう書く?不安なく書く方法
公開日:2023年8月7日

ここでは、高校や大学などを中退された方のために、学歴の書き方を解説します。
「中退」と書くと、不利に働くかも?とお思いかもしれませんが、ポジティブに捉えられる方法があります。
その方法を理解できれば、不安なく履歴書を書くことができます。
「中退」は書くべきか、書かなくてよいか
中退は履歴書に書くようにしましょう。
書かなかった場合、その期間が空白になってしまい、人事担当者に「この期間は何をされていたのか?」と思われてしまいます。
何か隠し事があるのかと思われないように、記載することをお勧めします。
中退の理由がネガティブな理由でもOK
中退された理由が、病気や経済的、家族の介護など、あなた自身ではどうにもならない理由であれば、人事担当者は何も気にしません。
その理由をしっかりと書きましょう。
一方、出席不足、怠惰など、ネガティブな理由の場合は書きづらいですよね。
しかし大切なのは「いまのあなた」です。
「当時は怠惰な自分だったが、いまは違う」ということをしっかりと説明すれば、採用が期待できます。
たとえば、以下のような書き方はいかがでしょうか。
- 当時、ネガティブな要素を持っていたことを認める
- そのネガティブな要素を取り払うきっかけや理由を書く
- 具体的にどのようにしてネガティブな要素を取り除き、克服したかを書く
なお、応募先資格としては、「大卒」ではなく、「高卒以上」あるいは学歴を問わないと記載された求人を選択してください。
人事担当者の意図を読み取る
人事担当者は、履歴書を見て「この人は、求める人材像に近いひとかどうか」を判断します。
つまり、「私は、御社が求める人材ですよ」という履歴書にすれば良いということになります。
人事担当者の意図を読み取って履歴書を作成してください。