履歴書に書く「扶養家族」とは?わかりやすく解説します!
公開日:2023年8月7日

ここでは、履歴書に書く「扶養家族」を解説します。
扶養家族とは
扶養家族とは、あなたの収入で生活を支えている家族を指します。
配偶者、子ども、両親、祖父母、兄弟姉妹など、あなたが主に生活費を負担している人が扶養家族に該当します。
たとえば、配偶者、2人の子どもがいて、あなたが全員の生活費を負担している場合は、扶養家族の欄にはは「3」と記入します。
履歴書に「扶養家族」の欄がある理由
履歴書に「扶養家族」の欄があるのは、社会保険の加入手続きなどをする際に扶養家族の情報が必要になるためとされています。
「扶養家族」はプライバシーの要素が高いため、削除の方向へ
社会保険の加入手続きなどの際に扶養家族の情報が必要とはいえ、選考の段階では必要のない情報です。
むしろ、「扶養家族」の有無や人数が選考対象になると、「公正な採用選考」という国の指針から逸れることになります。
「公正な採用選考」の一つとして、「家族や生活環境に関することなどといった、応募者の適性・能力とは関係のない事項で採否を決定しない」が挙げられます。
詳しくは、厚生労働省の「公正な採用選考の基本」をご参照ください。
そのような考えを反映し、厚生労働省は「新たな履歴書の様式例」を公開しています。
お仕事を探す際は、このようにプライバシーに配慮された求人サイトの利用をお勧めします。
なお、本サイトも応募の際は「扶養家族数」を書く必要のない応募フォームを採用しています。
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