履歴書は手書きかパソコンのどちらがいいか:キャリアガイド:採用を勝ち取るためのアドバイス集【社労士監修】|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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履歴書は手書きかパソコンのどちらがいいか

公開日:2023年9月7日
履歴書は手書きかパソコンのどちらがいいか

ここでは、「履歴書は手書きかパソコンのどちらがいいか」について考えてみます。

まずは履歴書を書く目的を把握しよう

履歴書(職務経歴書を含む)は、人事担当者が「採用後にあなたが期待どおりのパフォーマンスを発揮できるかどうか」を確認するために存在します。

つまり、職務経歴書は「私は求められる働きをする人間です」ということを証明するための資料ということになります。

目的に沿って考えると「どちらでもいい」

「私は求められる働きをする人間です」ということを証明するという目的を果たすには、手書きでもパソコンでもどちらでもよいという判断になるかと思います。

また、dodaが実施した103社の人事担当者へのアンケートを実施したところ、以下のような結果になっています。

どちらでもかまわない46.6%
パソコンで作成したほうが良い17.5%
どちらかというとパソコンで作成したほうが良い29.1%
手書きのほうが良い14.6%
どちらかというと手書きのほうが良い9.7%

それぞれ回答された理由は以下のとおりです。

パソコンで作成したほうが良いと考える理由

  • パソコンで作った資料は見やすく読みやすい
  • 書類の作成力やPCスキルの判別ができる

手書きのほうが良いと考える理由

  • 自筆の文字は、人柄を表す
  • どのような文字を書くのかを見たい

履歴書を書く目的を踏まえると、本質的には「どちらでもいい」という判断になりますが、求人企業が求める形式で書くことが望ましいということになります。

あなたの人生における、応募する会社の位置づけ

仮に、あなたは「効率を考えたらパソコンで作ったほうがいい」という考えの持ち主だとします。

そんなあなたが「手書きでの履歴書」を求める会社に手書きの履歴書を提出し、無事に採用されたとします。

あなたはご自身の価値観を「効率よりも形式を重んじる社風」に合わせて生きていくことになります。

もし、「末永く働く」という前提で採用された場合、合わせ続けることができるかを考える必要があります。

「必要なスキルさえ身に付けることができれば、転職する」という前提であれば、耐えることができるかもしれません。

手書きか、パソコンかを考える際は、あなたの価値観と応募先の会社の社風や考え方も合わせて検討することをお勧めします。

著者
児島章浩求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトにおける求職者からの問い合わせや相談に対して、約20年にわたって対応してきました。

その経験から、求職者のニーズを理解し、的確なアドバイスを提供することができます。

同時に企業のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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