職務経歴書に書ける職歴がなくても大丈夫!こう書けば採用が期待できる!

ここでは、「職務経歴書に書ける職歴がない」とお考えのあなたに職務経歴書を書く方法をお伝えします。
まずは職務経歴書を書く目的を把握しよう
職務経歴書は、人事担当者が「採用後にあなたが期待どおりのパフォーマンスを発揮できるかどうか」を確認するために存在します。
つまり、職務経歴書は「私は求められる働きをする人間です」ということを証明するための資料ということになります。
相手は何を求めているのか・・の理解が必要
「私は求められる働きをする人間です」を証明するには、「相手が何を求めているか」を理解することが必要です。
求人や会社ホームページから、「相手は何を求めているのか」を分析してください。
直接的にあなたの経験が役立たなくても、間接的に役立つことはないだろうか?
たとえば、その求人で求められる要素の一つに「お客様の課題解決への意識」が含まれていたとします。
あなたの経験の中で、「お客様の課題解決」を意識したエピソードがあれば、それは非常に有効なPRとなります。
また、その求人で示されている職種が未経験でもOJTなどを通じて、スムーズにスキルを身につけられる自信があれば、過去の「未経験から必要なスキルをマスターした経験」を示すことで採用が期待できます。
これまでの経験をすべて書くべきか
すでに述べたように、履歴書を書く目的は、人事担当者に「この人を採用すれば、期待どおりのパフォーマンスを発揮できる」と思わせることです。
つまり、「求人企業が期待する仕事」に関することを書くべきで、そうでない業務経験を書いてしまうと「ノイズ」と感じられる可能性があります。
人事担当者は、多くの場合、人事だけでなく他の業務にも携わっています。
場合によっては、「読みたくないものを読ませてしまう」ことによって、残念な結果になる可能性があります。
もちろん、守備範囲が広いことを強調することは有意義なケースがあるので一概にNGとは言えませんが、「書きたいことを書く」のではなく、相手の気持ちを配慮を意識して書くことが大切です。
書いた後は「書きたいことを書いてはいないか。相手が納得するために必要なことだけを書いているか」を確認しましょう。
ベストなのは、第三者にチェックしてもらうことです。