エージェント経由の企業からの内定に辞退したが、話を進めようとするので困っている。:キャリアガイド:採用を勝ち取るためのアドバイス集【社労士監修】|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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エージェント経由の企業からの内定に辞退したが、話を進めようとするので困っている。

公開日:2024年4月16日
エージェント経由の企業からの内定に辞退したが、話を進めようとするので困っている。

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。

転職エージェントを介して面接した企業から内定をいただきました。

しかし、自分には合わない会社だなという印象をもったので、担当アドバイザーに内定辞退させて欲しいと連絡しました。

ところが、担当アドバイザーから「内定を出した企業が、引き続き仕事内容の説明をしたいと言っている」という連絡を受けました。

その話を聞く場に参加すると、辞退しづらくなるのではと思っています。

改めて担当アドバイザーに辞退を申し出ると同時に、企業へも直接連絡するのがマナーでしょうか?

以下が回答した内容になります。

なぜ話を進めようとしているのか推測する

あなたが合わないと思っているにもかかわらず、なぜアドバイザーは話を進めようとするのでしょうか。

あなたとその会社のマッチングによって報酬を得たいからでしょうか?

仮に、それだけが目的なら、あなたは「やはりこの会社は合わない」と再認識し、近い将来に退職することが予測できます。

そうなった場合、その会社は「なんて人を紹介してくれたんだ」というクレームにつながることになります。

通常、アドバイザーは末永くクライアント企業と付き合いたいと思っているはずなので目先の利益で行動する可能性は低いと考えてはどうでしょうか。

その観点になると、アドバイザーも、その会社もあなたの何らかの能力を評価し、かつ、その会社のカルチャーにマッチしていると考えている・・・と捉えるのが自然です。

改めて話し合いの場を持ってみる

改めて辞退する前に「私は合っていないと思っているのに、なぜそこまでマッチしようとしているのか。どういった点がマッチしていると考えているのか」を聞いてみることをお勧めします。

そして、もっとその会社の理念やカルチャーを深く知る努力をしてみましょう。

面接では感じられなかった共感が生まれるかもしれません。

そういった話し合いをした上で「やはり、こういう点で合わないと感じている」と言えば、相手は辞退に納得してくれるでしょう。

まずは担当アドバイザーに先ほど提案した質問をしてみてはいかがでしょうか。

著者
児島章浩求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトにおける求職者からの問い合わせや相談に対して、約20年にわたって対応してきました。

その経験から、求職者のニーズを理解し、的確なアドバイスを提供することができます。

同時に企業のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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