事務仕事を離れて10年。「事務経験不足」という理由で不採用になる。どうすれば?:キャリアガイド:採用を勝ち取るためのアドバイス集【社労士監修】|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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事務仕事を離れて10年。「事務経験不足」という理由で不採用になる。どうすれば?

公開日:2024年2月16日
事務仕事を離れて10年。「事務経験不足」という理由で不採用になる。どうすれば?

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。

45才のフリーライターです。

大学卒業後、銀行員や商社で一般事務を経験したあと、現在の仕事をして10年ほどになります。

労務関係の記事を書いた際、人事・労務の分野にとても興味を持ち、人々の生活でとても役に立つ知識だなと感じました。

もっと詳しくなりたいと感じ、社会保険労務士の試験を受けようとしています。

資格を得られたら社労士事務所の開業を考えていますが、その準備として社労士補助業務の求人に応募していますが、なかなか採用に至りません。

不採用の理由の一つとして「豊富な事務経験が足りない」というものもありました。

確かに事務仕事をしていたのは10年前ですが、年齢的に今から事務経験を積むのも難しいなと感じています。

どのような姿勢で応募や面接をすれば円滑に進むでしょうか。

相手が必要とすることを分析する

履歴書や職務経歴書を作成する際に十分分析されたと思いますが、改めて求人企業が必要とする要素を分析することをお勧めします。

そして、過去の経験や実績を素に、その要素を兼ね備えていることを「事実と数字」を用いて示す姿勢が大切です。

つまり、「やる気はあります」といった気持ちではなく客観的に判断できる資料です。

またその経験が10年前であっても、現在でも通用することも合わせて示すことで採用が期待できるのではないかと思います。

いつかは独立することについて

「必要な要素が多少不足していても教育次第で戦力になる」と求人企業が判断すれば採用は期待できます。

しかし、「数年後に独立するのであれば、教育にかけた投資がムダになる」と判断されると採用は厳しくなるかもしれません。

相手のニーズ、こちらのニーズをうまくすり合わせ、Win-Winの関係になるようなPRが必要なのではないかと思います。

履歴書の添削について

求人企業によって求める要素は様々です。

未経験OKな場合もあれば、一定の経験が必要な場合もあります。

つまり、履歴書や職務経歴書は、相手の求めによって変化させる必要があります。

応募した企業、あるいはこれから応募しようとする企業の求人をあわせて示してくだされば添削いたします。

以上、よろしくお願いいたします。

著者
児島章浩求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトにおける求職者からの問い合わせや相談に対して、約20年にわたって対応してきました。

その経験から、求職者のニーズを理解し、的確なアドバイスを提供することができます。

同時に企業のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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