内容によっては転職理由をありのままに伝えないほうが良い場合はあるか?:キャリアガイド:採用を勝ち取るためのアドバイス集【社労士監修】|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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内容によっては転職理由をありのままに伝えないほうが良い場合はあるか?

公開日:2024年3月21日
内容によっては転職理由をありのままに伝えないほうが良い場合はあるか?

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。

明日一次面接なのですが、退職理由を聞かれた際、ありのままを伝えてよいか迷っています。

直接の原因は、労災隠しです。

仕事中に「1ヶ月入院するほどのケガ」をしたのですが、会社が「表沙汰にしたくない」という理由で労災にせずに、自費で治療することになりました。

今後、同じようなことが起こっても労災にしないと考えると怖くなり転職活動を始めた次第です。

退職した理由は事実を伝えてもよいでしょうか?

以下が回答した内容になります

ありのままを伝えてもよいでしょう

労災隠しのような厳しい状況に直面した場合、どのように対処するべきか悩むことは自然です。

ありのままの事実を伝えることが最善であると考えます。

事実を伝えない場合は、理由を創作することになります。

創作した話は矛盾や不自然さを生じる可能性があり、信頼関係を築く上で不利になるからです。

また、会社が労災を隠し、自費で治療を行わなければならなかったという事実は、面接官にとっても理解できるはずです。

そして、同様の状況が再び発生した場合に対する不安から転職を考えるのは至極当然のことです。

そのため、退職の真相を率直に伝えることで、信頼関係を築くことができると考えられます。

なぜ、その会社に応募したのか?を合わせて伝えること

単に退職理由を述べるだけではなく、面接する会社に対する具体的な共感や関心を示すことも重要です。

例えば、「この会社の理念や社員への思いに感動しました。私もこのような価値観を持つ会社で、貢献したいと考えています」というように、会社への熱意や意欲を表現しましょう。

さらに、自身の価値観や信念をしっかりと述べ、会社においてどのように貢献できるかを示すことも重要です。

自らの強みや経験を活かして、会社の成長や目標達成に貢献する意欲をアピールしてください。

つまり、退職理由を明確に伝えると同時jに、会社への共感や熱意、自己の価値観や貢献意欲もしっかりと伝えることが成功する面接の鍵となります。

以上を参考にしてください。

著者
児島章浩求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトにおける求職者からの問い合わせや相談に対して、約20年にわたって対応してきました。

その経験から、求職者のニーズを理解し、的確なアドバイスを提供することができます。

同時に企業のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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