転職活動では他人を蹴落としてでも採用を勝ち取らなければならないという意識でOKか:キャリアガイド:採用を勝ち取るためのアドバイス集【社労士監修】|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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転職活動では他人を蹴落としてでも採用を勝ち取らなければならないという意識でOKか

公開日:2024年8月1日
転職活動では他人を蹴落としてでも採用を勝ち取らなければならないという意識でOKか

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。

転職活動の際の心構えについて質問があります。

仕事は人生の中で重要な位置であるため、他人を蹴落としてでも採用を勝ち取らなければならないという意識が大切ではないかと考えています。

このような考えは間違っていますでしょうか?

以下が回答した内容になります。

「勝ち抜く」ではなく「会社と働き手の双方にとってのベストマッチ」と考えてみては

採用予定人数が1名の会社に5人、10人が応募した場合、一つの席を巡って争って勝ち抜かなければならないという意識を持つ気持ちはわかります。

その意識を持つと、他の応募者よりも能力やスキルが高くPRする必要があります。

たしかに、能力やスキルも大切ですが、「その会社の理念やカルチャーにマッチしているかどうか」も大切です。

チームワークを重視している会社に対して、能力やスキルが高くても個人プレーの意識が強い人はマッチするとは言えません。

このような意識や価値観は優劣がつかない側面があります。

その点を踏まえると「勝ち抜く」という意識を捨てるのも方法の一つです。

仮に、他人が採用された場合は、「その会社および、その応募者にとってベストなマッチングが成立したのだ」と考え、悔しがるのではなく祝福するという意識があってもいいかもしれません。

そして、あなたにとってマッチする会社が世の中にあるはずです。

そういった意識をもって転職活動をされてはいかがでしょうか。

著者
児島章浩求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトにおける求職者からの問い合わせや相談に対して、約20年にわたって対応してきました。

その経験から、求職者のニーズを理解し、的確なアドバイスを提供することができます。

同時に企業のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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