転職活動では他人を蹴落としてでも採用を勝ち取らなければならないという意識でOKか
公開日:2024年8月1日

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。
転職活動の際の心構えについて質問があります。
仕事は人生の中で重要な位置であるため、他人を蹴落としてでも採用を勝ち取らなければならないという意識が大切ではないかと考えています。
このような考えは間違っていますでしょうか?
以下が回答した内容になります。
「勝ち抜く」ではなく「会社と働き手の双方にとってのベストマッチ」と考えてみては
採用予定人数が1名の会社に5人、10人が応募した場合、一つの席を巡って争って勝ち抜かなければならないという意識を持つ気持ちはわかります。
その意識を持つと、他の応募者よりも能力やスキルが高くPRする必要があります。
たしかに、能力やスキルも大切ですが、「その会社の理念やカルチャーにマッチしているかどうか」も大切です。
チームワークを重視している会社に対して、能力やスキルが高くても個人プレーの意識が強い人はマッチするとは言えません。
このような意識や価値観は優劣がつかない側面があります。
その点を踏まえると「勝ち抜く」という意識を捨てるのも方法の一つです。
仮に、他人が採用された場合は、「その会社および、その応募者にとってベストなマッチングが成立したのだ」と考え、悔しがるのではなく祝福するという意識があってもいいかもしれません。
そして、あなたにとってマッチする会社が世の中にあるはずです。
そういった意識をもって転職活動をされてはいかがでしょうか。