面接で「自己紹介してください」と言われたら、何を話せばいい?

面接で自己紹介を求められると、時には「性格」「経歴」「実績」「出身地」「家族構成」など、話題が多岐にわたりすぎて、どの情報を話すべきか迷うケースがあるかと思います。
そういった方のために「自己紹介では何を話すべきか」を考察します。
なぜ自己紹介を求められるのか?
「自己紹介で何を話すのか」を検討する際の最大のポイントは、相手の意図を読むことです。
つまり、「なぜ自己紹介を求められるのか?」を考える必要があります。
面接の目的は、あなたが「給与と同等、それ以上のパフォーマンスを発揮する人材か」を判断することです。
その判断をするために、自己紹介では「性格」の情報が必要か、「経歴」の情報が必要か、などを検討すればよいということになります。
求人内容や、会社ホームページなどから読み取る
どのような話をすると、「給与と同等、それ以上のパフォーマンスを発揮する人材」と判断してくれるのでしょうか。
それは、「求められる仕事ができること」と「会社の理念や社風への共感」の2点です。
「求められる仕事ができること」の証明
求人広告を見た上で、「この求人で最も重要なのは、マネージメントだな」と判断したとします。
この場合、これまでの経験や実績を通じて、求められるマネージメント力を保有していることを示すことで採用が期待できます。
また、あなたの性格がマネージメント力の発揮に寄与しているのであれば、性格について語るのも有効です。
性格を語る際は、「こういう性格です」だけではなく、その性格がわかるエピソードを交えると現実味が増し、効果的です。
「会社の理念や社風への共感」を述べる
企業は理念や社風に合った人を採用したいと考えています。
例えば、フォーマルなコミュニケーションやプロセスを重視する会社に対して、ルールに縛られない自由を好む人が応募するとミスマッチになります。
つまり、「私は、御社の理念のうち、こういう点に共感しています」と伝えることで、企業は「理念に合う人かどうか」を判断することができます。
ホームページやSNSなどからその会社の理念を読み取り、共感するポイントを抽出し、話する内容をまとめることをお勧めします。