面接での自己PR:独りよがりにならない注意点
公開日:2023年12月1日

この記事では、「面接での自己PRにおいて、独りよがりにならない注意点」について、例を挙げながら紹介します。
一人称の過剰使用
過去の実績を語る際に独りよがりになるケースがあります。
ほとんどの実績は、自分ひとりではなくチームで成し遂げられるものです。
「私が私が」と一人称で語ると良い印象を与えません。
なぜなら、「仲間の力があってこそ成し遂げた」「仲間への感謝」が語られなければ「あなたひとりで成し遂げたわけではないでしょう」と思われるからです。
「どんなチームで、その中でどのような役割を担い、仲間のどような力を利用して成し遂げたのか」というアピール方法を検討しましょう。
数字や事実に基づかないアピール
「私は、誰よりも努力家です」というような気持ちによるアピールは信用されず、独りよがりにうつります。
「どのような努力をしたのか」は数字や事実を用いてアピールすることが必要です。
数字や事実の例は以下のとおりです。
- 1年の勉強で社労士の資格を取得した
- 具体的な売上数字
面接官がイメージできない話し方
相手が知らない専門用語の多様したり、前提条件を省略することで面接官がイメージできないケースがあります。
「私は、オブジェクト指向プログラミングを駆使して、Webアプリケーションを開発しました」というアピールは、相手がITの専門家である必要があります。
そういった前提を踏まえずに話をすると、「配慮不足な独りよがりな人」という印象を与えてしまいます。
相手はどういう状況で、どう話をすれば「なるほど」と思ってもらえるか、相手の視点を大切にすることが必要です。