面接における熱意の伝え方や、人物重視対策について

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。
「経験、資格、年齢不問。熱意、人物重視」と書かれている正社員求人を見かけます。
この「熱意、人物重視」について疑問があります。
熱意はあって当然ですし、面接ではそつなく会話することで「悪い人物ではない」という印象を与えられると思います。
実際、採用担当者はどのようにして熱意や人物像を正確に見抜くのでしょうか。
以下が回答した内容になります。
熱意とは?
熱意の元となるのは「なにか実現したいことがあって、その会社なら実現できそうだ。だから入社したい」という願望です。
ある人は「30歳までに1000万円貯めてマイホームを建てたい」かもしれませんし、ある人は「採用さえされたら、それでいい」というように「採用がゴール」と考えているかもしれません。
また「借金500万円を返したい」というケースも考えられます。
このように、熱意の背景は人それぞれです。
採用担当者としては「500万円の借金があるのか。少なくとも完済するまでは死にもの狂いで働いてくれそうだ」と考え採用するかもしれません。
つまり、熱意が相手のニーズと一致すれば採用が期待できるわけです。
ただ、気をつける必要があるのは、「あなたの願望が達成すれば仕事への熱意が冷めるのでは」と思われかねないことです。
「採用がゴール」は、わかりやすい例です。
あなたがおっしゃるように、ほとんどの応募者は熱意を持っていますが、その背景は人それぞれですし、採用企業のニーズと一致しないと採用は期待できません。
人物重視対策も同じ
人物重視も採用企業のニーズを軸に考える必要があります。
つまり、「採用企業がどんな人物を求めているのか」を知らずに面接に臨み、そつなく会話をこなしても採用は期待できません。
大切なのは、その企業が求める人材であることを証明することです。
以上を踏まて求職活動をすることをお勧めします。