面接の際、ガクチカについて「スーパーでのバイト経験」を語ってもOKか

当サイトに求職者の方から以下のような質問をいただきました。
就職活動の面接に関する質問です。
私はガクチカを、スーパーのバイトでの作業効率を改善したことを話そうかと思っています。
面接官の方に、「またバイトか」と思われてしまうのではないかと思ってしまいますがどうでしょうか。
以下が回答した内容になります。
なぜガクチカを聞かれるのかを考えよう
ガクチカのテーマを「スーパーでのバイト経験」にしてもよいかは、「なぜガクチカを聞かれるのか」を考える必要があります。
「ガクチカを聞かれる理由」で検索すると「目標設定能力と達成力」「課題解決能力」などさまざま要素がHITします。
これらを総合的に踏まえると、「備わっていて欲しい要素を持ち合わせているかを確認するため」と言ってよいでしょう。
会社によって話すべき内容は異なる
ということは、「その会社は、どういう人材を欲していて、その人材が備えておくべき要素は何か?」を考察する必要があります。
これは、会社によって異なります。
たとえば、「コスト意識を持って業務効率をあげる努力をする人」を求めているのであれば、バイトでの業務効率改善は有効かもしれません。
しかし、「チームワークを優先する人を求めている」という場合、「バイトでの業務効率改善」は相手に響くでしょうか?
以上を踏まえると「スーパーのバイトでの作業効率を改善を話してもいいか」という問いに対しては、「相手の求めによって異なる」という答えになります。
なお、レベルに関しての考察も必要です。
先ほど挙げた「コスト意識を持って業務効率をあげる努力をする人」を求めている場合、バイト経験がレベル的に通用するか十分に吟味することが必要です。
相手は何を求めているのか・・をしっかり分析して、それにふさわしい経験をPRすることをお勧めします。