とんかつ屋さんの入口に貼られていた求人広告
公開日:2023年12月8日

このブログは、求人サイトで20年以上にわたり求人企業様向けサービスを経験を積んだ担当者が、街中にある求人広告を分析いたします。
求人広告づくりにお役立ていただけたらと思います。
今回は、とんかつ屋さんの入口に貼られていた求人広告について考察してみたいと思います。
対象者
お店の前を通る人
募集主の狙い
ランチ営業時間のホールスタッフを確保したいようです。
雇用主としての配慮
扶養内で働きたい、副業を探している・・など多様なニーズに応えようとしていることが感じられます。
また勤務時間やシフトも柔軟に対応されているので、働く側としては都合のよい働き方ができそうです。
改善ポイント
このお店は大阪府なのですが、提示額が最低賃金を下回っているのが残念なポイントです。(撮影は2023年11月)
最低賃金は1年に1回見直され、10月に改定されます。
継続的に人材を募集する際は、9月に入るといくらになるかチェックが必要です。
また、この求人広告は「急募」と書かれていますが、汚れが目立ちます。
「なかなか応募がないのか?」「採用されても長続きしないのか?」という余計な印象を与えてしまいます。
定期的に汚れを取ることが必要ではないでしょうか。
まとめ
社会保険がキッチリ準備され、多様なニーズに応えようとされているのに、もったいない点がいくつか見受けられました。
「採用活動」は経営と同じぐらい重視し、必要に応じて修正してほしいと感じた求人広告でした。