バーの入口付近に貼られていた求人広告

このブログは、求人サイトで20年以上にわたり求人企業様向けサービスを経験を積んだ担当者が、街中にある求人広告を分析いたします。
求人広告づくりにお役立ていただけたらと思います。
今回は、バーの入口付近に貼られていた求人広告について考察します。
対象者
来店されるお客様、このお店の前を通る人
髪色、ピアス、タトゥー自由
以前に比べては寛容になったと思いますが、「茶髪禁止」などの理由で働くことに制限がある方がおられます。
そういう方々にとって、このお店は理想的な働き場所ではないかと思います。
QRコードの先
QRコードを読み込んだ先のページでは、以下のような文章がありました。
当店スタッフは未経験者スタートばかり、研修の約1ヶ月(約150時間)が終わればあなたもムーンウォークのスタッフです。
店長が休みの日は店長に代わってあなたが代理店長。
自由的で自分の個性のままで楽しめる仕事で気が付けばカクテルの知識をマスター!
おうちでカクテルはもちろん、世界の殆どのBARでの注文に困ることなし!
外国のお客様も非常に多く、もちろんネイティブの外国のお客様と接する機会があります。
英会話に自信のある方やそうでない方にとってもいい勉強になること間違いなし。
「すごくいいお店なんだろうな」とワクワクした気持ちになりました。
それと同時に残念だなという気持ちにもなりました。
なぜなら、この数行の文章でこのお店(全国で30店舗以上のバーを展開している株式会社が運営)のカルチャーが感じられますが、貼られている求人広告からは感じられないからです。
つまり、このカルチャーに親和性の高いのに求人広告に興味を抱かずにその先を見ないというケースが多くあると感じられました。
求人広告にもう少し文章を入れることで「もっと詳しく知りたい」と思わせることができれば、より多くの応募が獲得できるのではと思いました。