このブログは、求人サイトで20年以上にわたり求人企業様向けサービスを経験を積んだ担当者が、街中にある求人広告を分析いたします。

求人広告づくりにお役立ていただけたらと思います。

今回は、大阪・近鉄日本橋駅近くにあるイタリア料理屋の入口に貼られていた求人広告について考察します。

応募までの流れが優れた例

このお店によく通う人や、よく前を通る人が「ちょっと気になるな」と思い、QRコードにアクセスしたとします。

QRコードの先は求人サイトに掲載されている求人広告にリンクされています。

その求人広告が仕事の内容や待遇が詳細に記載されているため、非常に判断しやすい環境が整えられています。

一定の応募数を獲得しているのではないかと思います。

QRコードにアクセスしたくなる仕掛け

このお店は「協調性の高い方」「積極的に仕事を取り組める方」を望んでおられるようです。

そのような要素を持つ方に対して、このお店は何を提供してくれるのでしょうか。

「22万円～31万円という報酬」「社保完備」「駅チカ」としか書かれていません。

給与水準は悪くないと思いますが、特に他店と差別化されているわけでもなさそうです。

社保があるのは当然ですし、この求人広告から読み取れる魅力は「駅チカ」のみとなります。

QRコードにアクセスしようと思わせるには、もう少し魅力を記載したほうがいいと思います。

そういった試みを繰り返すことで、より多くの応募が獲得できるのではないでしょうか。