焼き鳥屋さんの店内に貼られていた求人広告:街中の求人広告分析|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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焼き鳥屋さんの店内に貼られていた求人広告

公開日:2024年4月6日
焼き鳥屋さんの店内に貼られていた求人広告

このブログは、求人サイトで20年以上にわたり求人企業様向けサービスを経験を積んだ担当者が、街中にある求人広告を分析いたします。

求人広告づくりにお役立ていただけたらと思います。

今回は、焼き鳥屋さんの店内に貼られていた求人広告について考察します。

対象者

このお店に来るお客様、お客様の家族や知り合い

評価できる点

「ガッツリと働ける」や「週に1回から働ける」は、柔軟だなと思いました。

多様な価値観に合わせた考え方をお持ちなのだと思います。

改善ポイント

この記事を書いた2024年4月現在、大阪府の最低時給は1,064円です。

大阪市に構えるこのお店の時給は1,100円ですので、ちょっと抑えられた金額のような印象を受けました。

経営の問題ですので、安易に時給を上げられない事情はあるかもしれませんが、応募獲得には不利な条件かもしれません。

次に、待遇よりも大事な観点をお話します。

スタッフのことを思って色々な施策を講じていても、ほとんどの雇用側は施策の内容や、その背景、思いを求人広告に「言葉」で表現するのが苦手のようです。

例えば、この求人広告には「楽しく一緒に働きませんか」とありますが、「楽しく働ける根拠」は何なのでしょうか。

つまり、求人広告を読む人の視点が考慮されていないということです。

この課題を解決するには、実際働いているスタッフさんの力を借りることです。

例えばinstagramのアカウントを開設し、「楽しい」と感じられる写真をスタッフの方々にUPしてもらうとか。

あるいは求人広告の添削をしてもらうのも効果的です。

以上のように、「見る人の立場」をもっと考えることがポイントです。

まとめ

多様な価値観の方々が働ける職場だろうと感じさせますが、「求人広告を見る人の視点」が弱い求人広告です。

スタッフの方々の力を借りて改善すれば、より多くの応募が期待できると思います。

著者
上田康之求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトで20年以上にわたり求人企業様向けサービスを経験をしてきました。

その経験から、どうすれば応募が集まるかに関するノウハウを蓄積してます。

同時に求職者のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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