履歴書の「本人希望欄」の書き方

幼い子どもがいる、両親の介護が必要・・など、何かしらの事情により働き方に制限が必要な場合は、この欄に希望することを記入しましょう。
本人記入欄の書き方アドバイスとして、「本人希望欄なのだから希望条件を書いておこうと考えるのはNGで、基本的には"貴社の規定に従います"と記入しましょう」などを見かけることがありますが、そんなことはありません。
昨今は、少子化などの影響で人手不足で必要な人材が確保できない企業が増えてきました。
有能なのに事情によってフルタイムで働けないという方に向けて柔軟な働き方(ワークライフバランス)ができる環境を提供する企業が増えてきています。
そういった企業に応募することで希望通りの働き方の実現が期待できます。
本人希望記入欄の書き方
- 特に希望がない場合
貴社の規定に従います。
- 短時間勤務を希望する場合
子どもを保育園に送るため、11時始業を希望いたします
父の介護のため、16時までの勤務を希望いたします
- 特定の曜日に勤務できない場合
母親の通院に付き添いが必要なため、毎週水曜日はお休みをいただけますと幸いです
「子どもを保育園に送るため」「父の介護のため」「母親の通院に付き添いが必要なため」というように、具体的な理由を書きましょう。
表現方法について
希望の書き方として、否定ではなく肯定的な表現のほうが心象が良くなります。
たとえば「毎週水曜日は勤務はできません」というよりも「毎週水曜日はお休みをいただけますと幸いです」といった書き方です。
大切なのは、「あなたは何を提供できるのか」ということ
企業と従業員は、ギブアンドテイクの関係です。
あなたは、労働力を提供し、報酬を得ることになります。
大切なのは、「企業が望む労働力を提供できる人材である」ことを証明する資料(履歴書、職務経歴書)を提出することです。
その点を意識してしっかりと書くことができれば、あなたが希望する働き方ができる会社に採用されることが期待できます。
詳しくは、下記ページをご覧ください。