書類選考が落ちる理由と解決策:キャリアガイド:採用を勝ち取るためのアドバイス集【社労士監修】|仕事探しの求人サイトQ-JiN
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書類選考が落ちる理由と解決策

公開日:2023年7月31日
書類選考が落ちる理由と解決策

ここでは、「書類選考が落ちる理由と解決策」を解説します。

書類選考が落ちる理由

ほとんどの場合、履歴書を提出し、面接を経て採用に至ります。

人事担当者は、履歴書を見て「我が社が求める人材に近いのでは」と期待すれば、面接に呼びます。

一方、「我が社が求める人材ではない」と判断されたら残念ながら面接には呼ばれません。

つまり、「我が社が求める人材に近い」と思わせることができなければ、面接に進めないということになります。

あなたは、応募先企業が求める人材ではないということか?

なぜ、その人事担当者は「我が社が求める人材ではない」と判断するのでしょうか。

理由は2つ考えられます。

  1. 残念ながら、相手が必要とする基準を満たしていない
  2. 相手が必要とする基準を満たしているのに、それが伝わっていない

(2)の場合は非常にもったいないですよね。

どうすれば、正確に伝え、書類選考に通過することができるのでしょうか?

書類選考を通過させる方法

相手が何を望んでいるかを知ること

求人広告や、会社ホームページを見て「企業は何を求めているのか」をチェックしてください。

相手が何を望んでいる人材かどうかを見極めること

過去の経験や実績を踏まえ、相手が何を望んでいる人材と判断できたら、それを証明する資料(履歴書、職務経歴書)を作りましょう。

気持ちではなく、事実と数字で伝えよう

「やる気だけは誰にも負けません」といった履歴書を見かけることがあります。

おそらく、本当にやる気があるんだと思います。

しかし、人によって「やる気の度合い」が違いますし、「やる気のある根拠は何なんだろう?」「そのやる気は永続的に続くものなのだろうか?」という印象を与えます。

人事担当者は、このような根拠を示さない気持ちや感情による自己PRを信用することはありません。

それよりも、過去の経験や実績の中から「事実」と「数字」を用いて「私が給与と同等、それ以上の働きができる根拠」を資料として示すことが重要です。

「書類選考」に関する、よくある間違った認識

転職回数が多すぎる

転職回数が多い方に対して、「転職回数が多い理由がポジティブなものであることをアピールすることが大切」というアドバイスを見かけることがあります。

実際、「飽きた」「なんでも他人のせいにする」といったネガティブな理由で退職した場合、ポジティブに言い換えるには限界があります。

ネガティブな理由で退職したのであれば、そう捉えるべきですし、言い換える必要はありません。

大切なのは「いま」です。

  • 当時は、怠惰だったが今は違う
  • 具体的に、こういう努力をすることで怠惰ではなくなった

ということをアピールするほうが、リアルですし、相手にも伝わるはずです。

年齢が高い

「年齢が高いからか、書類選考で落ちてしまいます」という相談を受けることがあります。

書類選考で落ちるのは必ずしも年齢が高いからとは言えません。

「相手が求める人材であることを正確に伝えていないから」と考えるべきだと思います。

相手が求める人材であることを正確に伝える資料(履歴書、職務経歴書)を作りましょう。

その作り方は、こちらをご覧ください。

著者
児島章浩求人サイトの運営に20年以上従事
これまでの経歴

求人サイトにおける求職者からの問い合わせや相談に対して、約20年にわたって対応してきました。

その経験から、求職者のニーズを理解し、的確なアドバイスを提供することができます。

同時に企業のニーズも把握しているので、その視点によるアドバイスで好評をいただいています。

監修者
中井智博社会保険労務士

信頼性の高さを保つため、社会保険労務士による専門的な監修を受けています。

社会保険労務士は、人に関する幅広い知識と経験を有した専門家です。

専門的な見解に基づいた監修により、履歴書の書き方や仕事探しの心構えについての信頼性の高い情報を提供しています。

これまでの経歴
  • 2004年 厚生労働省 事務官として入省
  • 2012年 社会保険労務士として勤務
  • 2015年 社会保険労務士事務所を開業

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